介護奮闘記

父母の初めての介護に挑戦しています

介護生活デビューのあの日

足が立たなくなった父ちゃんと病院へ

認知症の母と、車椅子デビューの父。

二人の幸せは、ワタシの幸せ。

そう信じて介護に突っ走ること、気が付けば一年。今、やっと振り返ってみました。父母の呼び方を、父ちゃん、母ちゃんとさせてくださいね。

 

あの日。2023年の1月末。1年前です。

認知症母ちゃんのケアマネさんからお知らせが。父ちゃんが足が立たず、トイレにいざって(這って)、行ってるとの情報で、すぐに行くと、やはり、足が立たない状態。

すぐに、お医者さんに診てもらう。

車椅子無しで父ちゃん病院へ

これが足が立たない父ちゃんを、私一人で車に乗せるまでが大変。これまでにやったことないくらい強く父ちゃんをハグして、前向きに抱き、自分が後ずさりしながら、玄関から、門の前に停めた車に、父ちゃんを乗せる。

病院で、車椅子を借り、整形外科では、検査の結果、脊柱菅狭窄症と診断される。

ケアマネさんのお助け

途中、父ちゃんがトイレに行きたいとのことで、ワタシの??が。父ちゃんは男子。ワタシは女子。いったいどっちのトイレに行けばいいの??

ケアマネさんに聞いてみたら、真ん中に車椅子で入れるトイレがあり、看護師さんに言えば、助けてもらえます、でした。ありがとう!でトイレへ。

看護師さんの美技

父ちゃんのズボンを下ろして、ビリビリっと紙パンツの端を思いっきり破る看護師さん!ビックリする間もなく、あれよあれよとトイレがすみました。素晴らしい手際の良さに、ワタシは、あんぐり口を開けて、見入ってしまいました。美しくも力強い技。拝見いたしました。看護師さんは、常に笑顔でこう言いました。「助けて貰える所は助けて貰っていいんですよ。みんなの力で、楽しく明るく、介護をしましょうね。」「ありがとうございます(ウルウル)」「いえいえ、大丈夫ですよ。」と。この一言。忘れられません。ワタシ一人なら、どうなっていたでしょう。

ワタシの介護のキーワード

帰りに、車椅子の申し込みをして、実家に帰りました。この看護師さんの一言で、ワタシの介護生活の方向性が決まりました。

 

楽しく、明るく、介護をするぞー!

な、父ちゃん。レッツゴー!

 

の一日でした。